知覧型二ツ家民家

二ツ家は、鹿児島独特の建築様式と言われています。
もともとの二ツ家というのは、居住用の間をオモテ、台所や囲炉裏のある部屋をナカエと言いまして、別々に棟を上げていました。別棟の分棟式民家では、生活上不便が多かったので次第に棟を近づけて家を建て、その軒先を大きな雨樋でつなぐという、樋の間二ツ家へと変わっていきました。
ところが知覧では、二つの屋根に小棟をつけてそれぞれの棟をつないでしまいました。これを知覧型二ツ家民家といいまして、民家建築史の面からも貴重なものと言われています。
昭和57年ここに移築して、保存公開しています。
(知覧型茅葺二ツ家民家)